7つの習慣とお釈迦様の教え(7)~まず理解に徹し、そして理解される~
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聞き方の5つのレベル
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デング熱にエボラ出血熱、今年はいろんな病気が流行っていて、怖いですね(×_×;)
少し前にしつこい風邪にかかり、もう治りましたが、
知人が驚くほど私と似た症状の風邪にかかってしまいました。
【今日のコラム】
少し前ですが、勉強会★「7つの習慣とお釈迦様の教え(7)~まず理解に徹し、そして理解される~」
で教わったことの一部を振り返ります。
▼人の話を聞くことが大切であるといろいろな場面で言われますし、
心掛けている人も多いと思いますが、なかなか難しいものです。
人の話を聞きながら、実は自分が話をすることを考えている
ということもよくあります。
▼話の聞き方について、以下のような5つのレベルがあると言われます。
レベル0 相手の話を無視して聞いていない レベル1 聞くふりをする
レベル2 選択的に聞く
レベル3 相手の話を注意して聞く
レベル4 共感して聞く
(勉強会のレジュメ)
▼レベル0の無視して聞いていないのは論外ですが、聞いているふりをして、
実は、聞いていない(レベル1)という場面はたまにあるように思います。
また、聞いていても、自分にとって必要な部分、大事だと思う部分だけを
選択して聞いている(レベル2)ことは多いと思います。
また、注意して、話を理解しようとして聞く(レベル3)のは、上の3つの
聞き方に比べれば、よい聞き方ですが、もっとも良い聞き方は共感して聞く
(レベル4)ことと言われます。
▼レベル3までの聞き方は、相手の話を聞いているようで
実は自分の話をしようとしていることが多いです。
例えば、相談してきた相手に対して、
「そうそう、私もね……」
「私もそのような時があったけど、私はこうして乗り越えたよ」
「昔はもっと大変だった。それはね……」
といつの間にか、自分の話にすり替わってしまうことがあると思います。
▼そうすると、相手は、
「あなたと私の置かれている状況は違うのに……
この人に何を言っても分かってくれない」
と心を閉ざしてしまうかもしれません。
そして、閉ざした心には、こちらの言葉は入っていかなくなってしまうものです。
▼共感して聞くことで相手が心を開いて、こちらの言葉が届くのですが、
その前段階として、自分の話をしたい心を押さえる、
そして無くすることが大事になります。
(写真は勉強会の様子です♪ ↓)